sonic&trip-「AKIRAの文学音楽」

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2011年 09月 18日

小さなことを続けていくこと。

先週、陸前高田にボランティア活動に行ってきた。

ガレキ撤去と泥出しの活動だった。

僕は行く前まで津波が街を飲み込んで、街がなくなってしまったと思ってた。
でも現地で被災の状況を見て思ったことは、街はなくなったのではなく、今も街の全てがそこにある、ということだった。

バスが陸前高田に着く。
まず横目に見てた電車のレールが、なくなっていた。
ぐしゃぐしゃの車。
何ブロックもガレキの山が市街地跡にはあった。
泥と水が街の道の区切りで溜まっていて、水田のようになっていた。

かつてそこに街があったこと、その事実を僕はうまく呑み込めない。


作業が始まり、地面を見下ろせば瓦、家の建材、ガラス、アスファルト、食器、家電製品、衣服、普段街にある全てのものが粉々に砕けて、そこにあった。

街があるのだ。まだ、こんなにもあるのだ。作業の中で、僕は街の破片を、生活の破片を拾い、掘り返し、探していった。それは単調で終わらない作業だった。

泥出しは体力的にも過酷な作業だ。今は雑草がヘドロの中からでも生えてきていて、根がはってしまっているから、ただかき出せばいいというわけじゃない。シャベルで根を切ったつもりでも、シャベルを突っ込んでみると、泥が動かない。それでも執念を持ってやっていく。一緒に活動しているみんなで力を合わせて、やっていく。


半年で、街の景色、泥を出した作業の結果を見て、今までどれだけ多くの人がこの作業をしたかと思うと、東京では胸にうまく響いてこない、慣れるとともに、聞き流してしまっていた「がんばれ東北」という言葉の意味が、分かった。
所々、支援をありがとう、という言葉が子供たちの字で、街に建っている。

震災から半年ちょうどの日は、被災者の方々がぽつぽつと、お祈りをしにそれぞれの思いのある場所へ訪れていた。
ある意味、その、自分の土地に帰ってきている人の少なさから、津波の被害の大きさをまざまざと感じた。

家族をなくした人や、ボランティアガイドさんの、震災、津波の体験を聴いた。写真を見せてもらった。


津波は真っ黒の壁だった。目の前でそれを見て家族をなくした人の気持ち。
想像するしかできないけれど、一生懸命話を聞いて、想像した。僕にできることはそれしかできない。でもそれをしよう、できるだけしようと思う。

忘れちゃいけないと思う。これからを考えないといけないし、できることをやっていかないといけない。

大げさなことはできないことがよく分かった。小さなことを続けていくこと。それが大事だと思った。
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# by sonic-trip | 2011-09-18 23:32
2011年 09月 04日

親友の結婚式で言われたこと。

今日は中学高校時代のテニス部仲間で、ダブルスパートナーだった友達の結婚式。

新婦さんも高校時代同じクラスだった人。

二人は社会人になってから、再会して結婚することになった。

二人を見るのは、なんだか懐かしいようなで、それでこれからずっと二人でいるのだと思うと嬉しかった。

二人は大人になってた。
沢山旅行に行って、ディナーを食べて。大人びた表情と態度が身についてた。
時間は過ぎて、みんな人生の段階を進んでいく。


僕が久しぶりに会ったみんなに言われたこと。

まぁ要約すればこの2つを出会う端々、二十回くらい色んな人から言われた。

・「うわ、でかくなった!背伸びた?」

・「小川くん、何にも変わんないね!逆にすごい。」

逆に、って。
逆に、って…。
すごくねぇ、ってことだよね、きっと。

変わらない、と、背伸びた?しか言われない。

そんな同窓会的な結婚式だった。
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# by sonic-trip | 2011-09-04 01:05
2011年 08月 30日

台風接近。アンビエントな日々。

台風来てます。

東京の皆さん、注意しましょう。
この前東京の大雨で、道と駅が半ば洪水のようになって、びしょびしょになったよ。。。

嬉しいことに僕は最近、また「自分が読みたい」本を読める時間が出来た。
なかなか読みたい本を読む、って時間が取れなかった。

でも2、3冊は読めそう。

まずはポールオースターの近年の作品を読んで、素粒子学の本と、村上春樹の「1Q84」読みたいと思う。

あと最近聴いてる音楽は、「アンビエント」。

ブライアンイーノを片っ端から聴き漁ってる。
(ジョンソン&ジョンソンは少しお休みになりました。夏がもうすぐ過ぎる予感がしてきたし。)


アンビエントってジャンルは歌とか入っていない静かな音楽だけど、アルバム制作中、随分声とは向き合ったので、今は優しい空気みたいな音楽を聴いてたい。そんな気分。

やっぱりブライアンイーノは別格。みんなも何か家で疲れて、癒されたかったら、夜眠る前とか、ブライアンイーノの「ミュージックフォーエアポート」とか「アンビエント2/ザ・プラトーオブミラー」ってアルバム大、大、大オススメ。
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# by sonic-trip | 2011-08-30 23:17
2011年 08月 20日

Good Night。

昨日、最後の曲「Good Night」のミックスダウンが終了した。

この曲は随分温存していたけれど、(きっと弾き語りのときくらいしか最近はやってなかったかな。。)今回、この形で残せたことが、すごく嬉しい。

色々な人に本当にお世話になって、アルバムが作れた。
アルバムを聴いていると、演奏のフレーズの一つ一つに、色んな人との思い出が、笑顔とか、その場面とか、やり取りとか、一つ一つ、思い出せる。
全ての出来事が少しずつ活きて、そうやってアルバムを形成してる。


構想五年(もうno placeのレコーディングの時には、このアルバムの話をしてみんなを困らせてたから。。。)、着手三年。長かったようですごい短かった。あっという間だった。
この三年間の僕がアルバムに詰まってるというか、アルバムこそが、僕のこの三年間だったと思う。

昨日はミックスが終わって、作業をもう一つした後、バーに行って、ジンソニックを飲んだ。

「ジンソニック」っていうのは、「ジントニック」のトニックで割る量を半分にして、その分ソーダで割るっていうもの。僕はその方がスッキリしてて好きなのだ。
勿論、Sonic&Tripだからそんな名前付けてるわけじゃない。
大体メニューには書いてないけど、カクテル作りを分かってる人に頼めば「ジンソニック作ってもらえますか?」で作ってもらえる。渋谷Wasted Timeでお酒作ってた時に、教えてもらって好きになったお酒だ。

昨日飲んだジンソニックは最高だった。
喉から胸にすぅっと涼しい風が抜けて、気持ち良かった。

帰り道は雨上がりだった。暑かった毎日に少し世界がひんやりし始めていた。
どうして何もうまくいかないんだろう。って歌ってた時期からすれば、随分色んなことがうまくいくようになった。
良い夜だった。
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# by sonic-trip | 2011-08-20 11:58
2011年 08月 13日

気持ちよく寝とるわいな。

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ちなみに僕は猫が怖いので、ここまで近づいて写真を撮るなんて、酔ってないとできません。

いやぁ、気分がええのぅ。
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# by sonic-trip | 2011-08-13 01:15