sonic&trip-「AKIRAの文学音楽」

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2009年 08月 30日

きっとまわる酒のせいだよ。

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胃の調子が回復してきました。

写真は恵一と僕の部屋で曲のアレンジを改めて練り直す作業をしてるときのこと。また一つステップアップしたくて。
でも良い兆しが見えてきてるから、シロはなぁんも心配いらないの、安心安心♪


恵一がベースを試行錯誤してる間に自分撮りをしてみた(笑)胃治ってきた元気な姿。

この前色んなバンド(プロアマ問わず)のブログを研究がてら覗いてたら、かなりみんな自分の写真をアップしてるのね。
惜しげもなく。
そんで見る人の気持ちになってみたら、そりゃ見たいのね。その人を。その人のブログなんだから。

今度から出していこうと思ったよ、もうちょっと自分を。


ドゥルッティコラムのアルバムばかり聴いてる。
はぁ、このストラトのクリーントーンに、ディレイとリバーヴをかけたバッキング。(すごい横文字だらけな音。)うっとりですな。

影響を受けたいです。
影響された音楽は?みたいな質問があると、影響受けたいアーティストばっかだけど自分はちゃんとそれを自分の中に取り込めてるのだろうか、と物思いに沈んでしまう。

だから恵一とドゥルッティコラムを聴きながらそんな話をした。そして貸した。
君だけでもしっかり影響を受けてくれ。これから栄養いっぱい取ってくれ、恵一。名前からいって一番恵まれてるはずなんだから。その次が、準…?(僕の名前の由来募集中。)


ムーンパレスもうすぐ読み終わる。何度感動したか分からない傑作。
僕も小説書きたい熱が上がってきた。

しかもこないだルネラリックというジュエリーやガラス細工の芸術家の個展に行った。乃木坂の美術館。
ときめいた。宝石の光に。そのジュエリーが生み出すおとぎ話のような世界に。
ファンタジーと自然の美しさ、女性の官能美。



僕も絵が書きたいと思って、その日酔っ払って絵を描いてみた。ムーンパレスでも絵を描くことについて物凄く語ってるところがあって。

だからその影響とルネラリックを念頭に自分の全てを絵筆(ボールペン)に、と思って描いてみた。
誰のためでもなく、自分のために。
あの場所に続く道を照らすために。
僕が僕であるためだけに。

それが芸術の真の目的なんだって。
そう思うと、自分の目が光り始めたように感じた。まるでシャイニング。
でも僕の絵には、何の神様も降りてきません。

神様の降りない絵もなかなか、何も放ってなくていいなと考えた。
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by sonic-trip | 2009-08-30 02:51
2009年 08月 16日

ムーンパレスと幽霊たち。

ポールオースターの「ムーンパレス」を読んでる。読んでる途中からもう書きたいから書くけど本当に面白い!

最後まで読まないと分からないとか、初めの内は退屈だけど、とかそんな生易しいもんじゃない。一行一行のめり込む。

自分の好きな作家は大抵、中学高校の間に出会ってしまった人が多い。だから、好きな作家の未読の作品を思い立ったら手に取る、というのが自分の読書サイクルだった。

ポールオースターはまだ2作品しか読んでないからこれから一気に沢山彼の作品を読めるチャンスがある。もうそれだけで最近はドキドキしちゃって、最高に幸せ。

お風呂入っててもご飯食べてても曲作ってても早く読みたいからそわそわ。

だから「遥か」とか九分もある曲を書いたのに、それは実際書いたといっても青写真が撮れただけで、一語一語それを立ち返ってよく吟味するという地道な作業ができないでいる。

「悲しみに明け暮れる君は今」という曲も生まれた。
なんか知らなかった作家に会い、知らなかった言葉、知らなかったリズムに出会うと、自分の中にも新しい風が吹いてくる。ずっとグツグツ煮えくり返ってたものが一旦清算される。その塵が吹き飛ばされると、新しい地平にある自分の曲と出会うことができた。

そういえば、レディオヘッドの新曲がマイスペで全編聴ける!これもまた嬉しい出来事だ。今も進んでるんだどこかで、トムヨークとジョニーは、ってパソコンにヘッドフォンをつけて興奮。
トムとジョニー。なんて素敵なコンビ。どっかの某ネズミと某猫さんみたい。


bang,bang.は改名した。この曲は前ライブでも言った通り20歳くらいの時作ったきりずっと手がつけられなくて。(実はピアノで初めて作った、ちゃんとした曲だった。)

でも題名と歌詞中のジョニーて名前が気に入らなかった。
題名はその次の年かなんかにSMAPが同タイトルの曲を出して、真路に「あんなタイトル、よく被るな」って驚かれた。勿論僕はそのことでかなり参ったし、大不機嫌。

歌詞の内容も作っちゃったはいいけど瞑想的で、自分でも何を歌ってんだか、よく意味が分からない。歌詞を考え直してみてもうまくハマらない。何か絶妙なバランスがあって。「あんまいじるな、俺はもう完成してる」って曲に拒否される感じがあった。
ポールオースターの幽霊たちを読んで、その話を丸山さんとしていたら、ふと幽霊たちっていうタイトルがこの曲と重なった。

これがビックリ。幽霊たちっていうタイトルにすると、曲の歌詞の意味もサウンドもぴたっと自分の中で一つになった。

(これは死者に銃口を突きつけられてる曲なんだ。現実にいるジョニーじゃない、幽霊のジョニーに僕は懺悔をしたり、祈ったりしてる。ディケンズ「クリスマスキャロル」のスクルージおじさんとマーレイみたいに。)

そんな訳で本当に鳥肌が立つほどぴったり、一つになった。僕も曲も大満足。セカンドに入れなかったのもこういう訳だったかと納得。この曲は自分でも盛り上がるから歌うのは好きだった。


こういう不思議な出来事は曲を作ってると時々ある。そういうとき僕はこんな風に感じずにはいられない。

「やっと僕の人生が、僕の曲に辿り着いた。」


だからあの曲は「幽霊たち」になった。

(ゆくゆくはポールオースター、そして柴田元幸さん〔訳者〕に聴いてもらいたい。)
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by sonic-trip | 2009-08-16 14:20
2009年 08月 13日

散文日記。

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この前、真路と久しぶりに会ってお茶した。僕はハニーラテ。真路はアイスココア。短い時間だったけど真路は全く変わってなかった。

今は伊豆に、家族と二泊しにきてる。
伊豆は去年、「失われた言葉たち」をレコーディングしにきて以来。

その頃の思い出を思い出しながら、お姉ちゃんと2人で運転を交代しながらやってきた。

二泊だというのに、本を二冊持ってきた。ポールオースターに引き続きハマってる。こういうときは何故か本読むぞって張り切ってしまう。

サマーソニックに準さんと行く。ソニックユースの一体感に感銘を受ける。準さんはティーンエイジファンクラブに涙する。「僕の青春なんですよ。」とコメント。

ご飯につけめんを買ったら、本当に麺と汁以外、何もないつけめんだった。具がない…。これで800円なんて…。

レコードプレーヤーが欲しいなぁと思う。おじいちゃんがレコードをジャズとクラシックとロック、何枚か持ってるので、これからコレクションするならレコードなんじゃないかと思ってきた。
CD持ってても、なんか時を経たら、あんま意味なくなりそうな予感。

最近、胃を壊してる。まぁ胃潰瘍に高校生くらいの時からよくなるようになって。今回は結構ヘビーである。

こないだの地震で、本棚から本が落ちてきて、朝っぱらから僕の頭に直撃。一瞬自分は死んだかと思った。浦飯幽助になったかと思った。電信柱の上であぐらかいて浮かんでる、みたいな。
寝ぼけた頭で余りに痛いので、状況を確かめると落ちてきた本は、トルストイのアンナカレーニナ。むっちゃ分厚い重いやつ。
訳が古くて読みづらいので放置していたから、怒りの鉄拳をくらったんだきっと…。

遥か、という曲を書いてる。自分史上最長の歌詞の量、歌い切るだけで九分。夜に歌うと、それだけでよく眠れる。
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by sonic-trip | 2009-08-13 01:53
2009年 08月 02日

違う次元での顔の話。

今日は渋谷から吉祥寺に行ってる。友達の箱庭の室内楽が2マンライブをやるからそれを見に。

さっき渋谷で楽器屋に寄ろうと思って歩いてた。東横線の改札を出て(正面に銀座線のあるところ)右に曲がって、橋になってるところを宮益坂の方に。

そしたらその先が工事していて。係のお兄さんが「左側通行にご協力ください!」
「雨で路面が滑りますので充分ご注意願います!」
って叫んでる。

声がしょぼめなバズライトイヤーだった。

それに軽くツボ入ってしまい、ここで僕がツルッと滑ったら…

すかさずこのバズ(しょぼめ)は
「滑りますのでご注意ください!」と絶叫するんだろうな。

と思い、何故か優越感に浸る。絶対滑らないけどね。

その後電車に乗ったら(僕はドアの脇の背もたれのとこ)前に、かなり疲れ気味というか、ダルそうなUA激似の女性がいる。本当に似てる。でも本人じゃない。背が小さすぎる。

UAの顔立ちがきっとダルそうなのか、本当にダルいのかが分からなかった。

声の大きいおじさんが、中学生くらいの女の子をつれてすごい喋ってる。
この人も白髪の岡本太郎に見えなくもない。

そんなこと考えるとこれだけ地球には沢山の人がいてみんな違う顔してるってすごいなと思った。
神様、すごい引き出し、レパートリー多いなぁって。

犬とか猫も少しずつ違うんだろうきっと。もうカバなんていても、全然分からないけど、違うのかな。

みんな目と耳と鼻と口と、皮膚、毛でできてるのに、なんで違う顔してるんだろう。すごい不思議。

僕とまあぁぁったく同じ顔の人いて、でも神様が君はこのシリーズなんだよ、って言われたらある意味どんな気持ちするかな。慣れてくのかな。電車乗ると1ヶ月に一回は自分と全く同一の人間いたり。クラス一緒になったり。バンド組んでたり。
それにしてもみんな本当に違う顔してるな。すごい。

さっきのバズライトイヤーが懐かしくなってきた。
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by sonic-trip | 2009-08-02 16:46